回地球村生活日語高級精彩文章選單

日本語の中のアイヌ語 日語中的愛努語
(地球村生活日語月刊2014年11月號)

1主に北海道に居住し、独自の言語や文化を持つアイヌ民族。2006年に行われた「アイヌ生活実態調査」 によれば、北海道に住むアイヌ民族の人口は23782人となっている。普段アイヌ文化に触れる機会は2皆無に3等しいが、日本語の中にもアイヌ語が少なからず根付いている。今回はそのアイヌ語を一緒に見てみよう。

 現在アイヌ語が置かれている状況は非常に厳しく、アイヌ語を継承しているアイヌ人が4極めて少数なため、⒜このぶんでは近い将来消滅するだろうということで、「消滅危機言語」に指定されている。近年の推定では、アイヌ語が流暢に話せる母語話者は千島列島や樺太では消滅していて、残る北海道の母語話者も平均年齢が既に80歳を越え、数も10人以下となっているという。2009年にはユネスコに「危機に5瀕する言語」として、最高ランクである「極めて深刻」の区分に指定された。だが、アイヌ人自身のアイヌ語保全活動の結果、北海道内には十数箇所のアイヌ語教室も開校された。また北海道のラジオ局ではアイヌ語講座の番組も放送していたり、同じく北海道内の大学でアイヌ語を教えているところもあるなど、アイヌ人のみならず日本人の学習者も増えている。

 アイヌ語に文字はなく、ローマ字や片仮名を用いた表記が6試みられている。またアイヌ語にも方言があるが共通語はなく、アイヌ語を学ぶ際も各地域でそれぞれの方言を勉強する形になっている。では、日本語に定着したアイヌ語の一例を見てみよう。どれも日常生活でよく使う単語である。(カッコ内はアイヌ語の片仮名とローマ字表記)
●柳葉魚(スサム/susam) ●ラッコ(ラッコ/rakko)●トナカイ(トゥナカイ/tunakay)●膃肭臍(オンネプ/onnep)●ノンノ(ノンノ/nonno)
このようにアイヌ語は色々な動植物に溶け込んでいる。因みにノンノは花の意味で、日本では有名なファッション誌の名前にもなっている。また北海道や東北地方にはアイヌ語由来の地名が多数ある。例えば札幌はサッ・ポロ・ペッで「乾いた広大な川」の意で、知床はシレトクで「地の7果て」の意が8語源だ。見ての通り、アイヌの地名はその土地環境や形状をそのまま表現したものが多い。

 いかがだろうか。アイヌを⒝知らずとも、日本語の単語や地名にはアイヌ語が根付いていることが分かる。アイヌ人の努力でアイヌ語の存在は何とか9保たれており、アイヌ人自身や日本人の学習者も増加していることは先に述べた通りだが、これでアイヌ語消滅の危機が去ったわけではない。自分の母語が地球上から消えてしまうかもしれない心情は如何許りか10察するに余りある。これからもアイヌ語が絶えることなく、いつまでもアイヌ人の間で話し続けられてほしいと心から願う。

[ おぼえましょう ]
⒜「このぶんでは〜」:
「このぶんではA」の形で、「このまま行くとA」「この調子で進行するとA」といった意味になる。現在の状態から判断して、将来のことを推量する表現。「このぶんでいくとA」ということもできる[例文⑵]。
[ 例 文 ]
⑴相変わらずこのチームは弱いな。このぶんでは今年も最下位になるだろうな。
⑵一昨年から始まった地下鉄の延線工事がまだ3分の1も終わっていないということは、このぶんでいくと あと5年くらいかかるんじゃないか。

⒝「動詞未然形+ずとも」:
「Aずとも」の形で、「Aの必要がない」といった意味になる。後ろには「分かる」「いい」などの表現がくる。文語的な表現で、口語では「AしなくてもB」がよく用いられる。
[ 例 文 ]
⑴また遅刻か。お前の言い訳など聞かずとも分かる。どうせまた、「人が川に飛び込みそうなところを助 けていたから遅れた」だろう?       
⑵心配せずともよい。闇が深いということは、夜明けが近い証拠だ。おぬしの人生は必ず開ける。       
[ 語句 ]
1.主に 1       〈副〉   大部分、多半;主要
2.皆無 1       〈名・形動・副〉       完全沒有、全無、毫無
3.等しい 3   〈い形〉        等於、一樣
4.極めて 2   〈副〉    極、極其
5.瀕する 3   〈自〉   瀕、瀕臨
6.試みる 4   〈他〉    試試、試驗一下
7.果て 2       〈名〉    盡頭、邊際;結局、下場
8.語源 0       〈名〉    語源、詞源
9.保つ 2       〈他〉   保持、維持
10.察するに余りある   〈句〉    完全能夠體諒       

日語中的愛努語
多半居住於北海道,並擁有獨自的語言以及文化的愛努民族。根據2006年所進行的「愛努生活實態調查」,住在北海道的愛努民族人口為23782人。平常接觸愛努文化的機會雖然是等同於完全沒有的,但是在日語中也是有不少愛努語紮根。這次就一起來看看那愛努語吧。
由於現在愛努語所處於的狀況是非常嚴峻,且有繼承愛努語的愛努人是極其少數的關係,照這種情況下去的話可能會在不久的將來消失,而被指定為「瀕臨消失危機語言」。在近年的推算,據說能夠流暢地說愛努語的母語話者,在千島群島以及庫頁島恐怕是在消失,剩下的北海道的母語話者平均年齡也都已經超過80歲,人數也在10人以下。於2009年被聯合國教科文組織指定為「瀕危語言」,並且是最高等級的「極其危險(瀕臨滅絕)」區塊。但是,愛努人自身的愛努語保全活動之結果,就在北海道內數十個地方都開了愛努語教室。此外在北海道的廣播台也播放愛努語講座的節目,同樣地在北海道內的大學也有教授愛努語的地方等等,不僅是愛努人,日本人的學習者也在增加。
愛努語沒有文字,就被試著以羅馬字以及片假名表記。另外愛努語雖有方言但是卻沒有共通語,學習愛努語之際也是以在各地區學習各個方言這樣的形式。那麼,就來看看在日語裡固定下來的愛努語之一例吧。每個都是在日常生活中常使用的單字。(括號內是愛努語的片假名與羅馬字表記)
●柳葉魚(スサム/susam)●海獺(ラッコ/rakko)●馴鹿(トゥナカイ/tunakay)●海狗(オンネプ/onnep)●non-no(ノンノ/nonno)
就像這樣愛努語融合在很多動植物裡面。順帶一提nonno是花的意思,在日本也是知名流行雜誌的名字。還有在北海道以及東北地方則是有著許多愛努語由來的地名。例如札幌是サッ・ポロ・ペッ(sat poro pet)「乾而廣大的河川」之意,知床是シレトク(sir etok)「大地的盡頭」之意為語源。就如同所看到的,愛努的地名很多是將那土地環境及形狀直接表現。
   覺得如何呢?即使不了解愛努,在日語的單字以及地名中也能知道愛努語紮根這件事。因愛努人的努力愛努語的存在總算是保住,愛努人自身以及日本人的學習者也正增加這件事就如同前面所述,但是並非這樣愛努語消失的危機就解除。完全可以理解自己的母語或許將從地球上消失的心情會是如何。衷心希望今後愛努語也不會斷絕,而能夠永遠在愛努人之間繼續說下去。

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